提出用画像を目標容量以内へ調整する手順
申請フォームやWeb窓口,社内システムへの画像提出では,「1ファイルあたり100KB以内」「長辺1200px以内」のように容量・寸法の双方が厳密に指定される場面が多くあります.本ツールは,提出先の規定に合わせて1ファイルごとの数値上限を事前に指定し,仕上がりを確認しながら制限内に収める作業を行うために設計されています.
設定の選び方:目標容量(KB)・最大長辺(px)・出力形式
画像を登録した時点では圧縮は実行されません.JPEG/PNG/WebPおよびHEIC/HEIF形式の画像を1ファイルあたり30MiB以内・最大50件まで追加でき,実行ボタンで順番に処理されます.
- 目標容量(KB):1ファイルごとの目標値を1〜5000KBの整数で入力します(1KB=1000bytes換算.100KB=100,000bytes).上限を超過した場合は「目標未達」と表示されます.
- 最大長辺(px):プリセット(1280/1920/2560/99999px)または1〜99999pxのカスタム整数を指定します.99999pxは無制限ではなく有限の上限値です.元画像を拡大する機能はありません.指定した目標容量を満たすため,画質調整だけでなく寸法が指定の最大長辺よりさらに小さく縮小される場合があります.
- 出力形式:JPEG,PNG,WebPから選択します.JPEGは透過情報に対応せず背景が不透明化します.PNGやWebPは透過に対応しますが,縮小や再エンコードを伴うため元画素の完全な維持は保証されず,素材特性によって容量が増加することもあります.
デモ画像での検証例(寸法の変化と実例)
画像リストが空の状態で「検証用デモ画像を読み込む」を押すと,自作検証用素材(2,526,322 bytes,1200×800 px,微細な文字・グラデーション・粒状パターンを含み個人データなし)が読み込まれ,自動的に「出力JPEG・目標100KB・最大長辺1200px」がセットされます.
2026年10月23日〜24日のPCブラウザ検証環境において処理を実行した結果は以下の通りです.
- 検証結果:75,379 bytes / 976×650 px / image/jpeg
1ファイル100KB(100,000bytes)以内の条件は満たされたものの,容量制限に合わせるため寸法は1200×800 pxから976×650 pxへと自動縮小されました.素材や実行環境により結果数値は変動します.
比較欄の見方と再調整の流れ
処理後は元画像プレビューを保持したまま出力結果と並列に並び,寸法・容量・形式・削減率を直接確認できます.仕上がりを確認したら別名保存を行って開いてください.数値を変更すると直前の出力結果はリセットされ,登録済み元画像を残したまま待機状態へ戻るため,条件を変えてすぐに再実行できます.なお,ページの再読み込みや離脱を行うとデータは消去されます.
HEIC変換・メタデータ・処理経路
- HEIC/HEIFの扱い:ブラウザ処理のため事前処理として品質0.9のJPEG中間画像(第1コマ)へ変換されます.リスト先頭の元容量表示は「実際に登録されたHEICのbytes」ですが,詳細比較欄の元画像プレビュー・容量・形式は「変換後JPEG」の値となります.ExifやHDR,深度情報の保持は保証されません.
- メタデータ:出力ファイルにおけるExif情報等の削除・維持は保証されないため,必要な場合は専用ツールで確認してください.
- 処理経路:画像圧縮処理はお使いのブラウザ内部で完結し,変換処理のために画像データが外部サーバーへ送信されることはありません.