期間・曜日の指定と保存前の入力検査
このツールは,開始日から終了日までを1日ずつ調べ,選択した曜日に合う日をGoogleカレンダー用CSVの1行へ変換します.初期状態では月曜・水曜・金曜が選択され,開始日は利用端末のローカル年月日,終了日はその30日後です.現在日が祝日データの対応範囲外にある場合は,範囲の端の日付へ収めます.
日付はYYYY-MM-DDの文字列として検証し,時刻と混ぜずにUTCの日番号を使って1日加算と曜日判定を行います.これは入力した日を世界時として表示するためではなく,タイムゾーンによって曜日と日付が前後へずれないよう,日付だけを同じ基準で扱うためです.プレビューの2026-09-18はCSVでも9月18日となり,別の日へ変換しません.
件名が空,対象曜日が0個,終了日が開始日より前,日付が対応範囲外の場合は,理由を表示してCSV保存を止めます.期間は開始日と終了日の両方を含めて最大366日です.2024年1月1日から12月31日のような閏年の366日間は対象にできますが,翌2025年1月1日まで含めた367日間は一度に生成できません.
曜日ボタンは日曜から土曜まで個別に切り替えられます.月・水・金の同じ会議を作る,平日5日を対象にする,土日だけの予定を作るといった選択が可能です.毎月第1月曜のような回数指定や,日付ごとに異なる件名を入力する機能はありません.
件名・場所・説明と通常予定・終日予定
入力するイベント情報は,件名,開始時刻,終了時刻,場所,説明です.選択条件に合うすべての日付へ同じ内容を適用します.例えば件名を「定例会議」,場所を「会議室A」として月曜と水曜を選ぶと,対象となる各日へ同じ件名と場所を持つ独立した予定行を作ります.参加者,オンライン会議ID,通知,色などを日付ごとに設定する画面はありません.
通常予定では開始時刻と終了時刻が必須です.終了時刻は開始時刻より後でなければならず,10:00から11:00は作成できますが,23:00から翌1:00のような日またぎには対応しません.終了時刻を01:00とすると開始時刻より前と判定し,エラーを表示します.必要な場合はインポート後に個別編集するか,別の方法で予定を作成します.
「終日イベントとして登録する」をオンにすると時刻欄を隠し,時刻の検査を行いません.出力CSVではStart TimeとEnd Timeを空欄にし,All Day EventをTrueにします.オフの場合は両時刻を出力し,All Day EventをFalseにします.どちらの場合も1行のStart DateとEnd Dateは同じ日付で,複数日にまたがる一つの予定にはなりません.
日本の祝日を除外する範囲
「日本の国民の祝日を除外する」は初期状態でオンです.祝日判定には,内閣府「国民の祝日について」で公表されるCSVのうち,2020年1月1日から2027年12月31日までを内蔵しています.春分・秋分を近似式で将来予測せず,公表された日付と名称を使います.2020年・2021年に移動した海の日,スポーツの日,山の日や,2026年9月22日,2027年3月22日の「休日」も固定データに含みます.
対象曜日に一致した日が祝日マップにあり,祝日除外がオンなら,その日の行を作りません.オフなら祝日でも曜日条件に従って行を作ります.ただし,入力できる日付範囲自体は祝日スイッチにかかわらず2020年から2027年です.スイッチをオフにして2028年以後を生成する使い方には対応していません.
2028年以後の春分・秋分は公表前に確定扱いせず,将来の法改正や臨時休日も自動取得しません.公表データが追加された後にサイト側の更新が必要です.会社独自の休業日,学校の休校日,地域行事,海外の祝日は含まれず,日付を個別除外する画面もありません.必要に応じて期間を分けるか,生成後のCSVを確認して調整します.
プレビュー件数と日付ごとの独立した行
入力や曜日を変えると「生成予定イベント一覧」を再計算し,日付と件名を古い日から順に表示します.件数は見出しに表示され,一覧は高さを抑えたスクロール領域で確認できます.条件に合う日が0件ならCSVボタンを表示せず,曜日や期間の見直しを案内します.入力エラーがある場合は,0件案内の代わりに具体的な理由を表示します.
この一覧にある各日付は,CSVの個別行になります.月曜が5回あれば,繰り返しルールを持つ1件ではなく,同じ内容の予定を5行作ります.Googleの公式ヘルプも,CSVから読み込んだ繰り返し予定は一連の単発予定として表示される場合があると説明しています.本ツールはRRULEを生成せず,各行を後から一括変更するための共通イベントIDも付けません.
プレビューは日付と件名を確認するための簡易一覧で,開始時刻,場所,説明,CSVの全9列は表に表示しません.保存前には左側の入力欄も合わせて見直します.最大366日という制限は期間の長さに対するもので,実際の行数は曜日と祝日フィルターによって少なくなります.
Googleカレンダー用CSVの9列と文字の引用
ヘッダーはGoogleカレンダー公式ヘルプに掲載される英語名に合わせ,Subject,Start Date,Start Time,End Date,End Time,All Day Event,Description,Location,Privateの9列を固定順で出力します.
日付は公式例と同じMM/DD/YYYY,時刻は10:00 AMや1:05 PMのような12時間表記です.終日予定の時刻は空欄です.
Private列は画面で変更できず,すべてFalseです.これは取込先の公開範囲をこのツールが個別制御しないことを意味します.カレンダー自体の共有設定や,必要に応じた予定の公開範囲はGoogleカレンダー側で確認してください.
各セルは二重引用符で囲み,件名,場所,説明に含まれる二重引用符は2個へ置き換えます.カンマを含む「東京, 会議室A」のような値も1セルとして保てる形です.ファイルはJavaScriptの文字列からUTF-8のBlobとして作り,行末はCRLFに統一します.先頭へBOMは付けないため,最初のヘッダーはSubjectそのものから始まります.
この形式は公式の列名と例へ合わせてありますが,Google側の全入力条件や将来仕様に対する成功を保証するものではありません.「CSVを書き出す」を押すとファイルを端末へ保存するだけで,Googleアカウントへ直接送信したり予定を登録したりはしません.
Googleカレンダーへ取り込む前後の確認と非対応範囲
取り込みはパソコン版Googleカレンダーの設定から「インポートとエクスポート」を開き,保存したCSVと取込先カレンダーを選んで実行します.最初から主要カレンダーへ大量登録するのではなく,少数の期間または削除しやすいテスト用カレンダーで,日付,時刻,終日フラグ,日本語,場所,説明を確認してから対象を増やすと,修正範囲を抑えられます.
Google公式ヘルプでは,イベントのインポート時にゲストと会議データは取り込まれないと案内されています.また,ファイル取込は別アカウントとの同期ではありません.CSVを後で変更しても,すでに登録した予定が自動更新される仕組みはなく,同じ行を再度取り込む場合は重複登録の可能性を考えて取込先を確認する必要があります.
本ツールはICS,VEVENT,RRULE,タイムゾーンID,イベントID,参加者,会議情報を生成しません.MicrosoftのOutlook.comおよびOutlookウェブ版の公式取込手順はICSファイルを案内しているため,このCSVをOutlook用として保証しません.既存CSVの読込,既存予定の更新・削除,Google APIによる直接登録,カレンダーとの継続同期も非対応です.
CSVを表計算ソフトで編集すると,日付や時刻の自動変換,先頭文字,文字コードが変わる場合があります.編集後は英語ヘッダーと日付・時刻形式を再確認してください.ツールの役割は,同一内容の予定候補を日付ごとの新規行へ展開するところまでです.インポート結果と共有範囲は取込先で最終確認します.