音声認識・文字起こし

ブラウザの音声認識機能を利用し,マイクからの音声を文字起こしするツールです.認識されたテキストはエディタに改行して追記され,自由に編集やコピーが可能です.機密情報を含まない短い文で動作確認を行ってからご利用ください.

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このツールが向いている用途

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ブラウザの音声認識で発話をテキストにし,編集やコピーを行います.

まず試せること

利用可能な環境で短いテスト文を話し,認識を止めてから結果を確認します.

利用条件

ブラウザの対応とマイクの許可が必要です.音声認識時に外部サービスへ送信される場合があるため,機密情報を含まない文で試してください.

ZeroToolsのブラウザ内処理とプライバシー

音声認識を開始すると,音声がブラウザ提供元などの外部認識サービスへ送信される場合があります.

データの取り扱い・プライバシー方針
第1章

ブラウザの音声認識を利用したマイク入力と4言語の選択

本ツールは,利用しているブラウザに組み込まれているWeb Speech APIのSpeechRecognition,あるいはwebkitSpeechRecognitionを呼び出し,マイクから入力された音声を文字に変換する機能を提供します.音声認識を開始するには,まず画面右側のコントロールパネルにある「認識する言語」のプルダウンメニューから使用する言語を選択します.

選択できる言語は,日本語 (ja-JP),英語 (en-US),中国語 (zh-CN),スペイン語 (es-ES) の4種類に限定されています.言語を選択したのち,「マイク認識を開始」ボタンをクリックすると,ブラウザからマイクへのアクセス権限を求められます.これを許可することで音声の受信が始まります.

マイク入力受信中は,青色のインジケーターアイコンとともに「マイク入力受信中... お話しください.」という情報メッセージが表示され,入力待機状態に入ります.音声認識の実行中は,言語選択のプルダウンメニューが非活性(disabled)となり,言語の変更ができない仕様となっています.

言語を切り替える場合は,一度「音声認識を停止」ボタンを押して待機状態を解除する必要があります.音声認識の精度や,それぞれの言語への対応状況は,利用しているブラウザのサービスやOSのバージョンに直接依存しており,ツール側で特定の認識エンジンやバージョンを指定・保証するものではありません.

専用のアプリケーションやソフトウェアを別途インストールする必要はなく,ブラウザに搭載されているAPIをそのまま利用する仕組みです.

第2章

確定結果のテキストエリアへの追記と手作業での編集

ブラウザの音声認識機能から渡される結果イベントには,発話途中の未確定な文字列と,発話が区切られた際の確定した文字列が含まれます.本ツールの実装においては,SpeechRecognitionのcontinuousプロパティをtrueに設定して継続的な認識を要求し,さらにinterimResultsプロパティをtrueに設定して中間結果の取得を有効にしていますが,画面上のテキストエリア(音声入力・議事録エディタ)に実際に追記されるのは,isFinalプロパティがtrueと判定された確定結果のみです.

発話中の未確定な中間結果(interimResults)をリアルタイムで画面にプレビュー表示する機能は実装されていません.確定した文字列が取得されると,すでにテキストエリアに文字が存在する場合は自動的に改行(\n)が挿入され,その後に新しい確定結果が追加されます.

出力先はHTMLのtextarea要素であるため,追記されたテキストはユーザーが直接キーボードを用いて自由に修正,編集,文字の追加を行うことができます.音声認識によって同音異義語などの誤変換が発生した場合や,自動での句読点が付与されなかった場合は,このエディタ上で手作業による修正が必要です.

また,複数人の声を聞き分ける話者の自動分離機能や,発話タイミングを記録するタイムスタンプの付与機能,自動的な句読点保証機能は備わっていません.

第3章

認識の停止・クリア・コピーと文字数のカウント

音声認識を終了する際は,赤色で表示される「音声認識を停止」ボタンをクリックします.停止処理が実行されると,画面に緑色のチェックアイコンとともに「音声認識を停止しました.」という成功メッセージが表示され,マイクからの入力受付が終了します.テキストエリアに入力・追記された内容は,上部にある「コピー」ボタン(クリップボードアイコン)をクリックすることで,OSのクリップボードへ送られ,他のメモ帳やアプリケーションに貼り付けることが可能になります.

コピー操作を押すと,ボタンのアイコンが2秒間だけ緑色のチェックマークに変化し,その後元のコピーアイコンに戻ります.テキストエリアが空の場合はコピーボタンが無効化されます.また,「クリア」ボタン(ゴミ箱アイコン)をクリックすると,テキストエリアの文字列がすべて消去され,同時にステータスメッセージも初期化されます.

ファイルとしての保存ダウンロード機能や,外部ファイルの読み込み機能は実装していません.テキストエリアの下部には現在の文字数が表示されますが,これはJavaScriptのlengthプロパティを利用したUTF-16コード単位での長さです.文字の表示桁数や精度を加工・丸める処理はなく,改行や空白も含めたコードユニットの数がそのままリアルタイムで計算され,「〇〇 字」として表示されます.

第4章

機密情報を含まない短い文からの確認手順

初めてツールを利用する際や,利用する端末・通信環境が変わった場合には,いきなり長時間の議事録作成を始めるのではなく,機密情報を含まない短い文を用いて動作確認を行う手順を推奨します.まず「マイク認識を開始」ボタンを押し,数秒程度の日常的な挨拶や短い単語を発話します.

その後,発話を止めて少し待ち,テキストエリアに確定結果(isFinal)が正しく改行を伴って追記されるかを確認してください.本ツールには複数人の声を聞き分ける話者分離機能がないため,複数人が同時に発話すると一つの連続したテキストとして認識されるか,ノイズとして扱われて認識精度が著しく低下します.

短い文で区切って発話することで,確定結果がテキストエリアに反映されるタイミングや,ブラウザごとの認識間隔の癖を把握しやすくなります.認識が正常に行われない場合や誤変換が多発する場合は,マイクからの距離や周囲の雑音状況,選択している言語のプルダウンが正しいかを確認してください.

確定した結果が正しく表示されることを確認してから,コピー操作や手動での編集(誤字修正,改行の手動追加など)を試すことで,一連の操作の流れとツールに実装されている機能の限界をあらかじめ把握することができます.

第5章

マイク権限の拒否・未対応ブラウザ・不意の切断

ブラウザの設定やOSのプライバシー設定でマイクへのアクセス権限が拒否されている場合,認識を開始しようとするとonerrorイベントでnot-allowedエラーが捕捉されます.この際,赤色の警告アイコンとともに「マイクのアクセスが拒否されました.ブラウザの権限設定を確認してください.

」と表示され,処理が停止します.また,初回読み込み時にwindowオブジェクト内にSpeechRecognitionまたはwebkitSpeechRecognitionが存在しない場合,API非対応と判断し,「お使いのブラウザは音声認識 (Speech Recognition) API をサポートしていません.

Google Chrome または Safari をご使用ください.」と表示され,操作を開始することができません.その他のネットワークエラーなどが発生した際は,「音声認識エラー: [エラー内容]」として接続失敗等の理由が通知されます.さらに,APIの設定でcontinuousをtrueに指定していても,長時間の無音状態,ブラウザ自身のリソース制限,通信状態の変化などにより,音声認識がonendイベントをトリガーして不意に終了する場合があります.

本ツール側で再接続を自動試行する機能はないため,停止状態になった場合は再度「マイク認識を開始」ボタンを手動で押す必要があります.ページを離れる際(Reactコンポーネントのアンマウント時)には,自動的に認識のstopメソッドを呼び出して終了する処理が組み込まれています.

第6章

外部処理の可能性と記録内容の取り扱い

音声認識を行うために本ツールが呼び出しているブラウザのWeb Speech APIは,ブラウザの種類やバージョンによっては,入力された音声を外部の認識サービス(API提供元のサーバーなど)へ送信してテキスト化の処理を行う仕様となっています.本ツールの画面上で入力対象の変換指示が行われている事実と,音声データの解析処理自体が端末の内部だけで完結していることは同じではありません.

このため,本ツールには外部への通信が行われないことや,完全なオフラインでの動作を保証する機能は実装されていません.したがって,機密情報や個人情報を含む音声の入力目的での利用は推奨しません.外部の認識サービスにおける音声データやテキストデータの保存・利用方針については,利用しているブラウザおよびOSのプライバシーポリシーに依存します.

本ツールの実装において,認識されたテキストはブラウザのメモリ上の状態(Reactのstate)およびテキストエリア内にのみ保持され,サイト運営者のサーバーやデータベースへデータを送信・保存する機能はありません.テキスト自体を自動保存する仕組みはないため,ブラウザのタブを閉じたりページを再読み込みしたりすると,テキストエリアの内容はすべて失われます.

必要な記録は,ページを閉じる前に手作業でコピーして別のアプリケーションに保管してください.

よくある質問(FAQ)

A.
お使いのブラウザがWeb Speech APIに対応しているか確認してください.対応ブラウザの場合,マイクのアクセス権限が拒否されている可能性があります.ブラウザの設定から本サイトへのマイク許可を行い,ページを再読み込みしてください.
A.
本ツールは発話が区切られ,APIから確定結果(isFinal)が返されたタイミングでテキストエリアに追記する仕様です.発話途中の中間結果をリアルタイムで画面に表示する機能はないため,一息ついてから結果が反映されるのをお待ちください.
A.
本ツールはマイクから直接入力された音声のリアルタイム認識のみに対応しています.音声ファイル(MP3やWAVなど)をアップロードして読み込み,文字起こしを実行する機能は実装していません.
A.
継続認識(continuous)を有効にしていますが,長時間の無音状態やブラウザのリソース制限,通信状況の変化によって,音声認識が不意に切断される場合があります.こまめに認識結果をコピーし,短い単位で確認しながらご利用ください.